血統とコースの相性
1、血統についての雑学
ここからは血統と距離、血統とコースの相性にピントを絞って、血統に関する雑学となる知識を説明したいと思います。
過去にはトニービン産駒は左回りが得意、サドラーズ産駒は日本競馬の馬場には適正が無い、という様な格言が存在していました。現在の血統において広く認知されているものの代表に、国産のダート血統である「ゴールドアリュール」「サウスヴィグラス」という2頭の産駒は、日本競馬のダート馬場に優れた適正を持っているとして有名です。
この血統の産駒はエスポワールシチー、ラブミーチャンなどの一流馬を生み出した事によって、全国からの関心を集める種牡馬になりました。普通の条件戦などにおいても、ダートであれば適性のみで勝利を掴める産駒も少なくないため、この2頭の産駒は基本的に購入すべきだと判断できます。
短距離戦で圧倒的な実力を見せたサクラバクシンオーは、ニホンピロウイナーに取って代わり短距離の代表種牡馬として注目を集めています。産駒もサクラバクシンオーの距離適正を引き継ぎ数多くの優秀な短距離馬が生まれていますが、やはり適正のある距離には限度があるとされています。
距離適正としては1400mが限度であり、マイルレースになれば上位に入る確率が大幅に下がってしまうのです。ですから、この産駒に関してはマイルレースの際には対象外となります。
ホワイトマズルはこれまで代表種牡馬として活躍を見せていたモガミに代わる、激しい気性を持つ血統として知られています。受け継いだ気性は脚質に影響し、追い込みor逃げという極めて極端な仕掛けになる場合が基本となります。ムラ駆けする血統とも言われていて、人気が無い時に限って良い走りを見せる事も少なくなく、たとえ人気が無くともチェックが欠かせない血統と判断すべきでしょう。
これら以外にも血統に関係する知識は色々なものが存在しますが、何回な血統学については省き、距離やコース適正に絞って考える事によって、次々に登場する新種牡馬への対応もできるようになるでしょう。